入院3日目 テレビ雑感

今日は1日フリーだった。
朝はBSで猫の出てくる番組やNHKで原爆投下の日の平和大会(正式名称を忘却)の放送を見て、リオデジャネイロ五輪の開会式を見ていた。

昼にはABSで京都の番組があっていた。
これがよくある旅番組と違って、歌舞伎役者の中村橋乃助さんが、醍醐寺下鴨神社上賀茂神社を隈無く巡り、住職、宮司が詳しく説明していた。
こういった良質の番組は地上波には少ないような気がする。

そして、夜は、ABSで親子のアメリカクロクマを追った、番組をみた。
これが興味深くて、熊は子供の小さい内の何年かは、母親が世話をするわけだが、その母親が、いろいろな原因によって、育児放棄をするそうだ。
そして、育児放棄をした母親とその一匹の子供を追って撮影した番組だ。
ある時期から、その母親は育児放棄をして、発情して、毎日ふらついていた。
それで、小熊は一人で生きているわけだが、
後に母親と再会して、ちゃんと親子として生きていくことになる。
そこで、母親が育児放棄をして発情した原因の説が考察されていたが、子どもがまだ一匹だけだったので、母親としての自覚がなかった。というのがいわれていた。
人間の母親でも、そうかもしれない。そうかんじた。
なかなかはじめの一人はどう育てていいかわからない。
多くの子どもにお乳を求められて、気付く母性もあるのだ。